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最近本当に寒くなってきましたね。なんだか心まで冷え込む気分です。
そして私の場合は寒さよりも困るのが乾燥で、 唇は荒れるし、目は充血するし、しかも粉吹き肌なんです(つД`) さて、映画紹介。 『 π 』 パイ、と読みます。円周率の事ですね。 人付き合いを極端に嫌う青年が、πの本質に迫る話です。 この映画の監督は以前紹介した 『妄想代理人』というアニメの監督と対談した事があるらしく それによればこの映画は「天才性を持っていたかもしれないオタクが 社会性を獲得することで逆にその才能を失ったかもしれない」という話でもあるそうです。 綺麗なモノクロではなく、荒い白黒の映像が デジタル的な数学の世界とマッチしてます。 と、言っても専門的な難しい話や用語は全く出てきません。 πを解明するヒントも啓示的なものなので、 数学的なものを期待して見る人は肩すかしをくらうみたいです。 サイコ系電波映画と言ってしまったほうが良いでしょう。 「子供の頃太陽を見つめるなと母に言われた。でも6つの時にやった。 目は治らないかもしれないと医者は言った。恐ろしかった。闇の中の孤独だ。 徐々に包帯を通して光を感じ始め目は治った。でも僕の中で変化が起こった」 という台詞が冒頭から終盤にかけて繰り返されるんですが そういう言い回しも含め、雰囲気が面白いです。 この監督の映画で『レクイエムフォードリーム』という ドラッグ中毒を描いた映画もあるのですがそちらもまたオススメです。
by dcblog
| 2004-12-02 22:11
| 映像
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